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逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件5話(アニメ)感想・考察

逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件5話(アニメ)感想・考察 イベント
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2026年の春アニメの中でも、ひときわ異彩を放ちつつ視聴者の心を掴んで離さないのが「逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件」ですよね。

婚約破棄から始まる物語は数多くありますが、ここまで物理的な強さと純粋な可愛さが同居したヒロインはなかなかお目にかかれません。

今回はマリーアが故郷へと戻る第5話「逃がした魚の里帰り」について、これまでの物語を振り返りつつ、その魅力をたっぷりと紐解いていきたいと思います。

逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件|5話(アニメ)までの振り返り

これまでの「逃げ釣り」を思い返すと、まさに怒涛の展開の連続だったと言えるのではないでしょうか。

武道の名家であるアンノヴァッツィ公爵家の跡取りとして厳しく鍛えられてきたマリーアですが、弟の誕生によってその役目を終え、急遽「婚活」という新たな戦場へ送り出されました。

隣国のルビーニ王国へ留学した彼女を待っていたのは、第一王子レナートからの身に覚えのない「婚約破棄」の宣言という、とんでもないハプニングです。

実はこれ、レナートが弟のプラチドと親戚のアイーダの恋を応援するために仕組んだ狂言だったのですが、当のレナートがアイーダの顔を忘れていたせいでマリーアを人違いしてしまうという、なんともマヌケな理由から始まったんですよね。

しかし、持ち前の明るさと裏表のない性格、そして有事の際に見せる圧倒的な武術によって、マリーアはレナートだけでなく王妃までもファンにしてしまいました。

前回は、お茶会を襲った不審者をマリーアが瞬時に取り押さえ、その凛々しい姿に誰もが目を奪われたのが印象的でした。

そんな波乱万丈な日々を経て、正式にレナートとの婚約が決まった彼女が、ついに故郷のムーロ王国へ里帰りするのが今回の第5話です。

逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件|5話あらすじ解説

■故郷への長い道のりとマリーアを揺さぶる誘惑

今回の物語は、マリーアが住み慣れたルビーニ王国の王都を離れ、片道3日もかかる故郷への旅路につくところから始まります。

馬車に揺られながらマリーアが思いを馳せるのは、留学生活の思い出と、そして何よりも目の前にある美味しい食べ物のことです。

道中で立ち寄った場所で食べた採れたてのぶどうがあまりに美味しくて、「レナート殿下にも食べさせたい」と素直に思う彼女の姿は、まさに恋する乙女そのものでした。

一方で、実家で待っている厳しい父や4人の姉たちのことを考えると、少しだけ帰りたくなってしまうマリーアの人間味あふれる反応には、思わず共感してしまいます。

それでも、3歳の弟テオドリーコが自分に会いたがっていると聞くと、一気に里帰りへのモチベーションが爆発するあたりが彼女らしいですよね。

しかし、穏やかな旅路は長くは続かず、国境付近の危険地帯へと馬車が差し掛かったところで物語は急展開を迎えます。

■国境に潜む影とマリーアが見せた突破力

「国境近くは山賊が出る」という従者ライモンドの警告が的中したかのように、突然馬車が急停止し、武装した集団が現れました。

しかし、マリーアがその鋭い観察眼で見たのは、凶悪な山賊ではなく、どこか必死で、そして手入れの行き届いた農具を手にした村人たちの姿です。

彼らは、村長の娘が行方不明になったのに動こうとしない領主の代わりに、自分たちでなんとかしようと、強い者が乗っていそうな馬車をわざと止めていたのでした。

理不尽な状況に置かれた弱者の味方にならずにはいられないのがマリーアという女性で、彼女は領主の無策に激怒し、自分がなんとかしようと地団駄を踏みます。

その後、今度は本当に「ヒャッハー」と叫びそうな絵に描いたような本物の山賊たちが現れ、事態は一気に緊迫した空気に包まれました。

ライモンドたちムキムキな従者が山賊を軽々と蹴散らす中で、マリーアもまた、自分が前に出られないことを残念がりながらも、確実に取りこぼしを仕留めていきます。

■衝撃の技「38番」が炸裂する瞬間

今回、視聴者の度肝を抜いたのは、人質を取られた絶体絶命の瞬間(に見えた場面)でのマリーアの行動です。

油断して捕まったふりをしたマリーアが放ったのは、アンノヴァッツィ家に伝わる型の中でもとりわけ強力な「38番」でした。

なんと彼女が拳を突き出しただけで、その凄まじい「風圧」が山賊を遥か後方へと吹き飛ばしてしまったのです。

直接殴るよりも目立たないからという理由で選んだ技がこれほどの威力とは、彼女の規格外な強さを改めて思い知らされました。

かつてレナートにもこの技を向けたことがあるというエピソードが語られましたが、それを耐え抜いた(?)レナートの身体能力も実は底知れないものがあるのかもしれません。

最後には、助けた村人たちに自分の名前を明かさず、「名乗るほどのものではない」と颯爽と去っていく姿は、まるで昔ながらの世直しヒーローを見ているような爽快感がありました。

逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件|5話の感想

■家族の絆と次なる嵐を予感させる第5話の感想

第5話を見終えて感じたのは、マリーアというヒロインの魅力が、ただ「強い」だけでなく、その力を「誰のために使うか」に集約されているという点です。

ぶどうを食べて幸せそうに笑う可愛らしい一面と、弱者のために拳を振るう圧倒的な強さのギャップが、この作品を唯一無二のコメディにしています。

ライモンドをはじめとする、アンノヴァッツィ家の従者たちが揃いも揃って筋骨隆々なのは、マリーアが育ってきた環境がいかに常識外れだったかを如実に物語っていて笑ってしまいました。

特に、山賊が吹き飛ばされるシーンの作画の気合いの入りようは凄まじく、制作陣のこの作品にかける愛情が伝わってきます。

レナートとの直接的な絡みは少なかったものの、遠く離れていてもお互いを思い出し、くしゃみをするような描写に、二人の絆が確実に深まっているのを感じてニヤニヤが止まりません。

物語の終盤でついに実家へ到着したマリーアですが、次回予告では父との本格的な「肉体言語」による挨拶が待ち構えているようです。

最強の娘を育て上げた父親がどんな人物なのか、そしてマリーアが実家でどのような扱いを受けているのか、今から楽しみで仕方がありません。

まとめ

今回の里帰り回は、マリーアが単なる守られるだけの令嬢ではなく、自分の足で立ち、自分の力で道を切り拓く「突破型ヒロイン」であることを証明する素晴らしいエピソードでした。

国境の村での出来事が今後どのように影響してくるのか、そして行方不明の娘さんの行方はどうなるのか、伏線らしき描写も気になるところです。

婚約破棄という不運を最高のチャンスに変えたマリーアの快進撃は、まだまだ始まったばかりです。

彼女の破天荒な行動が、故郷のムーロ王国でどのような騒動を引き起こすのか、来週の放送も正座して待ちたいと思います。

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