万博の話題、皆さん気になっていますか?
ネットでも毎日のように新しい情報や意見が飛び交っていますよね。
そんな中で、大阪・関西万博の話題でよく名前を目にするのが、「万博おばあちゃん」こと山田外美代さんです。
私も「ネットの今」を追いかける者として、山田外美代のパワフルな活動には注目していました。
今日は、山田外美代がどんな方なのか、そして大阪・関西万博についてどんな思いを持っているのか、皆さんと一緒に見ていきたいと思います。
万博愛のレジェンド「万博おばあちゃん」とは?
「万博おばあちゃん」という愛称で親しまれている山田外美代さんは、現在76歳です。
その万博への深い「愛」は、本当にすごいんです。
万博に魅せられたきっかけは、2005年に地元・愛知で開かれた「愛・地球博」でした。
病気療養のリハビリとして医師に勧められた愛知万博に、開催期間の185日間、毎日通ったのが始まりだそうです。
それ以来、万博参観に目覚め、国内外の万博を巡るようになります。
2010年の上海万博では、なんと全184日間毎日通い、現地では「世博おばあさん」として大変な人気者になったんですよ。
中国のマスコミから毎日取材を受けたり、閉幕日には温家宝首相の演説で言及されたりしたほどです。
麗水国際博覧会(韓国)でも皆勤を達成し、五松化粧品・ビューティー世界博覧会(韓国)では名誉広報大使に任命されたりもしています。
過去20年で世界7つの万博に通われた経験をお持ちの、まさに万博のプロフェッショナルなんです。
愛知県にお住まいですが、今回の大阪・関西万博では、会期中の半年間、大阪市内にマンションを借り上げ、ご家族(夫と息子さん)と一緒に毎日会場に足を運ばれています。
半年間の滞在費は、家賃を含めて家族3人で300万円、1人あたり100万円と、山田外美代は「意外に安上がり」とおっしゃっています。
この費用については、コメント欄でも「安い」という意見と「普通は無理」という意見があって、様々な捉え方があるんだなあと感じました。
でも、それだけ万博に価値を感じている、ということですよね。
2021年には東京2020オリンピックの聖火ランナーも務められたりと、その活動は万博にとどまらないようです。
万博おばあちゃん(山田外美代)ついに達成!パビリオン全制覇の瞬間に迫る!
そんな万博をこよなく愛する山田外美代さんが、先日大きな目標を達成しました。
5月28日、大阪・関西万博の全てのパビリオン訪問を達成したのです。
万博が開幕してから46日間、毎日入場しての達成です。
最後に訪れたのはオランダパビリオンだったそうですね。
オランダで最終回を迎えたことに感謝していると、はじけるような笑顔で語っておられました。
オランダ館では、水に関する技術や歴史の展示を見学し、スタンプ帳にスタンプを押し、全パビリオン制覇の証を残したそうです。
くす玉が割られ、「おめでとう!」という祝福の声が飛び交う中で達成されたとのこと。
山田外美代の万博愛とバイタリティには、本当に驚かされます。
コメント欄には、最後にオランダ館を選んだことへの推測や、協会のサポートがあったのでは?という意見も見られました。
毎日行っても全パビリオンを見るのに1ヶ月以上かかる、というコメントもあり、その大変さがうかがえます。
山田外美代は、大阪・関西万博の皆勤賞も目指していて、これからも毎日万博に通い続けるそうです。
万博おばあちゃん(山田外美代)が本音で語る、万博の舞台裏とリアル
長年の万博経験を持つ山田外美代は、今回の大阪・関西万博についても独自の視点と分析を持っています。
「万博のプロ」だからこそ見える、リアルな意見を語っています。
山田外美代さんが一番重要だと考えているのは、後の世代にどう遺産を残せるか、ということだそうです。
小学生たちが「あれ何? これ何?」と興味を持つ姿を見ると、大成功だと感じているようですね。
ただ、万博の跡地がIR(統合型リゾート)になることについては残念に思っていて、万博を生かしつつ子供たちのための何かを作ればいいのに、と提案しています。
また、協会側が当初掲げた「並ばない万博」という旗印とは裏腹に、実際には行列が多い現状についても言及しています。
山田外美代さんは「行列こそ万博の醍醐味」だと感じていて、1970年の大阪万博で月の石を見るのに4時間並んだ経験なども語っています。
行列を含めて思い出になるから、並ばずに大屋根リングにいるのはもったいない、という考えなんですね。
一方で、懸念点もいくつか指摘しています。
今回の万博は全てキャッシュレスでスマホが必須ですが、これにより入場者同士の交流がなくなってしまったことを残念に思っています。
愛知万博では、行列の中で自然と会話が生まれたり、情報交換したりするのが楽しかったそうです。
人間のつながりがなくなるのは進歩と言えない、アナログな部分も残すべきだと感じているようです。
会場内のイベント情報が電光掲示板などで分かりにくく、情報提供が不足している点も指摘しています。
これについては、yahooニュースのコメント欄でも「まさにそれ!」と共感する声が多く見られました。
アプリがあるものの、当日予約に必死でスマホばかり見てしまう、という声もあって、情報アクセスの課題は大きそうです。
また、ベビーカー利用者の優先ゲートへの配慮がないこと、暑さ対策として屋根付きベンチや休憩場が不足していることなども指摘しています。
ただし、ベビーカー優先については、コメント欄で「ほとんどの館で優先されている」「山田外美代は知らないのでは?」という意見も複数ありました。
情報がうまく伝わっていない可能性も感じられますね。
万博協会のお金の使い方についても批判的で、事前広報に使いすぎたことや、広報の対応のまずさがマスコミ批判の原因だと分析しています。
ご自身も万博前の販促に関わり、連携が全く取れていなかった経験があるそうです。
色々な批判がある今回の万博ですが、山田外美代は「結局は『ためになった、良かった』ってなるはず」と見ています。
1970年大阪万博や愛知万博でも反対運動はあったけれど成功したこと、そして何より万博は楽しいから、と語っています。
コメント欄では、個々のパビリオンの展示内容についても、期待外れだった国や、国力や国民性が反映されていて面白い、といった様々な意見が出ていました。
まとめ
「大好き」が人を変える力
山田外美代さんのように、純粋に何かを「大好き」という気持ちで追いかけている人の話は、人の心を動かす力があるなあと感じます。
山田外美代さんの記事や話を聞いて、「万博に行ってみようかな」と心が動いた、というコメントもいくつかありました。
遠方でなかなか行けない方、費用や時間に限りがある方など、誰もが山田外美代のように毎日万博に通えるわけではありません。
でも、山田外美代の情熱を通して、万博の魅力や楽しさが伝わってくるのは確かです。
「百聞は一見にしかず」、行かないで批判するより、行って自分の目で判断することが大切だという意見にも共感します。
今回の万博は、体力的に厳しい場所でもあるようです。
特に高齢者や子供連れの方は、十分な体調管理や熱中症対策、こまめな休憩、そして無理のないスケジュールが大切ですね。
会場内ではパーソナルモビリティの無料貸し出しもあるそうです。
予約システムなど、まだ改善の余地はありそうですが、リアルな場所で、様々な国の文化や考えに触れる体験は、きっとかけがえのないものになるはずです。
山田外美代さんのように、あなただけの万博の楽しみ方や発見を見つけてみてくださいね。