大阪万博へ雨の日に行くことを考えているのですね。
私も様々なイベントに足を運んできた中で、雨の日の対策は本当に重要だと感じています。
万博を快適に楽しむためのポイントを、詳しくお伝えしますね。
万博2025|雨の日の服装と雨具のポイント
大阪・関西万博が開催される夢洲は、海に囲まれた人工島です。
そのため、晴れていても風が強い日が多いのですが、雨の日となるとその風がさらに体感温度を下げ、大変なことになりますね。
雨具選びは、この「風」を強く意識してください。
まず、定番の傘ですが、人が多い場所では周りの人に当たってしまったり、水滴が飛んだりと気を使う場面が増えますね。
何より、夢洲の強い風に煽られて傘がひっくり返ってしまうことも珍しくありません。
そうなると、片手が塞がれてスマートフォンを操作するのも一苦労になってしまいますね。
私個人の意見ですが、万博会場内では雨の日には傘をさしている人が多いものの、両手が空くカッパやレインウェアが断然おすすめです。
特に、上下が分かれたセパレートタイプのレインウェアなら、足元までしっかりカバーできて動きやすく、体温調節も簡単です。
「パビリオンに入るたびに脱ぐのが面倒」という声も聞かれますが、脱ぎ着がしやすいタイプを選ぶと良いでしょう。
ただ、ペラペラの簡易的なポンチョだと、強風で煽られて結局濡れてしまうこともありますので、できればしっかりとした作りのものを選んでくださいね。
会場内のオフィシャルストアでも万博仕様のポンチョなどが販売されていますので、もしもの時はそちらも検討できますよ。
足元も非常に重要です。
濡れた靴下のまま長時間歩き回るのは、本当に不快で体力を奪われます。
水たまりもできやすいので、防水機能付きのスニーカーや全天候型運動靴が最適です。
長靴も選択肢の一つですが、万博の広い敷地を歩き回ることを考えると、重くて疲れてしまう可能性も高いので、ショート丈のレインブーツや、普段から履き慣れた防水スニーカーが良いでしょう。
滑りやすい石畳やウッドデッキもあるので、靴底が滑りにくいものを選ぶことも大切です。
万全を期すなら、撥水スプレーで対策したり、靴の上から被せるシューズカバーを利用するのも賢い選択ですね。
そして、服装全体としては、雨の日は思った以上に冷え込みますので、防寒対策も忘れずに。
薄手の防寒インナーや、撥水性のあるパーカーなどを重ね着しておくと、気温の変化に柔軟に対応できますよ。
顔や髪が濡れるのを防ぐためには、防水の帽子も地味に活躍します。
万博2025|雨の日の持ち物
雨の日の万博は、荷物の準備が成功の鍵を握ります。
まず、雨具以外で私が強くおすすめしたいのが、多めのビニール袋です。
濡れたカッパや傘をしまうため、カバンの中が濡れるのを防ぐため、そして濡れたベンチに座りたい時のお尻敷きとして、本当に万能なんです。
コンビニ袋サイズだけでなく、エコバッグのように少し大きめのものもあると、濡れたレインコートをサッと入れられて重宝しますよ。
次に、吸水性の良いハンドタオルや薄手の大きめタオルです。
雨に濡れた体や荷物を拭くのはもちろん、パビリオンの入り口で傘の水滴を取るのに使ったり、トイレで手を拭くのにも役立ちますね。
濡れた靴下の不快感を解消するためにも、替えの靴下はマストアイテムだと私は感じています。
スマートフォンは、チケットの提示や地図の確認、予約など、万博会場で大活躍する必需品です。
雨から守るために、防水スマホケースはぜひ用意してください。
首掛けタイプだと、両手が空いてすぐに操作できるので便利ですよ。
財布やモバイルバッテリー、紙のチケットやマップなど、濡らしたくない貴重品は、ジップロックに入れておくと安心です。
また、紙の地図や資料が雨でボロボロにならないように、クリアファイルに入れて持ち歩くことを強くおすすめします。
長時間歩き回ることになりますので、歩き慣れた靴を履き、万が一の靴擦れに備えて絆創膏を持っていくと良いでしょう。
足の疲労対策に「休足時間」のようなフットケア用品も役立ちますよ。
会場内はキャッシュレス決済が基本ですので、クレジットカードなどを持参してくださいね。
飲食スペースは雨の日も混雑しやすいので、小腹を満たせる軽食や、飲み物代を節約できる水筒を持っていくのもおすすめです。
会場内には給水スポットやお湯が出る場所もありますので、水筒があると便利ですよ。
大きな荷物に関しては、会場内にロッカーがほとんどないため、入場前に駅やゲート付近のロッカーに預けるようにしてください。
できるだけ身軽な状態で回るのが、万博を楽しむ秘訣だと私は思います。
万博2025|雨の日の入場ゲートについて
万博の入場チケットは時間指定制で、特に朝の時間帯は混雑が予想されます。
ご質問にあったゲートの変更方法については、残念ながら、明確な情報源はありませんでした。
しかし、一般的にチケットの種類や予約状況によって入場ゲートが指定されていることが多いので、事前に確認することが大切です。
万博を効率よく回るためには、やはり予約した時間に合わせて早めに到着し、スムーズに入場することが重要になります。
万博2025|雨の日の混雑とアトラクションのリアル
「雨の日は空いている」という噂、実は本当のようです。
ゴールデンウィークの最終日が雨だった際も、来場者数は晴天の日と比べて半分近くに減少したという報告もありました。
そのため、人気のパビリオンの当日枠が取りやすくなったり、列に並ぶ時間が短くなったりするメリットがあります。
混雑を避けたい方にとっては、むしろ雨の日が狙い目になるかもしれませんね。
ただ、雨だからといって全く空いているわけではありません。
屋内施設や飲食スペース、トイレなどはやはり混雑しがちです。
それでも、晴れた日には長蛇の列で諦めていた人気パビリオン、例えば「住友館」などは、雨の日だと普段より予約が取りやすくなるチャンスがあるんですよ。
「三菱未来館」や「NTTパビリオン」「日本館」のような屋内型パビリオンは、雨でも濡れる心配がなく、内容も充実しているので、一日中楽しむことができます。
私は特に、石黒浩氏が監修する「いのちの未来」というシグネチャーパビリオンでのアンドロイドとの対話体験に感動しました。
屋外イベントに関しては、雨の強さや風の状況によって中止になる場合があります。
ドローンショーは中止になることが多いようですが、噴水ショーや「アオと夜の虹のパレード」は開催されることもあります。
ただし、「アオと夜の虹のパレード」では観覧エリアでの傘の使用が禁止されているため、レインコートを着用してくださいね。
雨の日ならではの楽しみ方もありますよ。
例えば、地面に濡れると模様が浮かび上がるアートや、雨粒の動きで変化するLEDの演出など、幻想的な光景に出会えるかもしれません。
スタンプパスポートを持っている方は、雨の日限定の記念スタンプが出ることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
夜になると、会場は昼間とは違った幻想的な雰囲気に包まれます。
プロジェクションマッピング「Shining Hat」など、予約不要で楽しめるナイトプログラムもありますよ。
万博2025|雨の日の休憩&食事の注意点
雨の日の休憩場所や飲食スペースは、晴れの日以上に混雑する傾向があります。
特に、大屋根リングの下のベンチは、雨が吹き込んで濡れている箇所が多いので、そのまま座ることは難しいでしょう。
前述のビニール袋やレジャーシートがあると、お尻が濡れるのを防いで、少しでも快適に休めますよ。
EXPOメッセ「WASSE」やコモンズ館など、屋内の休憩スペースを活用するのも良いですね。
ただ、これらの場所も混雑が予想されますので、スケジュールには余裕を持ち、早め早めに休憩を取るように心がけてください。
食事についても、雨の日は屋内レストランやフードコートに人が集中し、かなりの待ち時間が発生することがあります。
会場内のコンビニエンスストアでも、長蛇の列ができることが報告されています。
値段も高めに設定されているので、時間とお金を節約するためにも、おにぎりやパン、ゼリー飲料など、手軽に食べられる軽食を事前に用意していくことを強くおすすめします。
座ってゆっくり食事をするのが難しい場合が多いので、立ったままでも食べやすいものが良いですね。
雨の万博は、晴れの日とは違った大変さも確かにありますが、事前の準備と心構え次第で、十分に楽しむことができます。
「今日は雨だからこそ」と、いつもとは違う視点で万博を体験するのも、素敵な思い出になりますよ。
私も初めての雨の万博では苦労しましたが、その経験があったからこそ、次への楽しみが増えました。
ぜひ、万全の準備をして、大阪・関西万博を楽しんできてくださいね。