長岡花火、有料席をゲットして最高の夜を過ごす方法
長岡花火の有料席について調べているあなた、こんにちは。「ろみを」です。
長岡花火って、一度は生で見てみたい。
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
私も長年、様々なイベントに足を運んできましたが、長岡花火は別格の魅力があると思っています。
特に、席選びは本当に悩みますよね。
たくさんの種類があって、それぞれに見え方や特徴が違うんです。
今回は、長岡花火の有料席について、私の視点も交えながら詳しく解説していきますね。
これを読めば、きっとあなたにぴったりの席が見つかるはずですよ。
長岡花火2025有料観覧席の種類と特徴
長岡花火の観覧席は、大きく分けて信濃川を挟んでA会場(右岸)とB会場(左岸)に分かれています。
合わせてなんと24種類もの席種があるんですよ。
これは本当に迷っちゃいますよね。
定番の席としては、河川敷に板敷きでゆったり座れるマス席。
堤防斜面に設置されたベンチ席。
そしてパイプ椅子が置かれたイス席などがあります。
これらは基本的な席ですが、それぞれに特性があって、見え方も少しずつ違ってくるんです。
他にも、三脚を使って撮影ができるカメラマン席や、特定の花火に特化したフェニックスエリア席など、ユニークな席もたくさんありますよ。
席によって広さや形式、料金も様々なので、どんなスタイルで見たいか、誰と行くかなどを考えながら選ぶのがおすすめです。
長岡花火2025|A会場のおすすめは?
A会場は、長岡駅側、地元では川東と呼ばれる右岸に位置しています。
電車で来られる方にとってはアクセスしやすい会場ですね。
A会場で人気が高いのは、やっぱりマス席やベンチ席、イス席といった、花火全体がまんべんなく見やすい席です。
特にベンチ席の中央あたりは、初めて見る方にもおすすめされることが多いんですよ。
私も何度かA会場で見ていますが、ここから見る花火は本当にスケールが大きいと感じます。
また、A会場には「フェニックス」という名前のついた席がたくさんあります。
フェニックスエリア席やフェニックステーブル席、フェニックスブロック指定席ですね。
名前の通り、復興祈願花火フェニックスを見るのに特化した席で、ここから見るフェニックスは圧巻の一言です。
打ち上げ場所が目の前になるので、まるで空全体が花火で埋め尽くされるような、包み込まれるような感覚を味わえます。
もしあなたが「とにかくフェニックスを大迫力で見たい!」というのであれば、これらのフェニックス系の席を狙ってみるのが良いでしょう。
逆に、正三尺玉をじっくり見たいなら、三尺玉ブロック指定席がおすすめです。
打ち上げ場所に近く、長岡花火の最高傑作とも言われる正三尺玉の迫力を存分に体感できます。
個人的には、何を一番見たいか、それを基準に席を選ぶのが、A会場を楽しむコツかなと思っています。
どんな席でも素晴らしい体験ができる長岡花火ですが、やっぱり自分の「推し花火」がよく見える席だと、感動もひとしおですよ。
長岡花火2025|A会場(右岸)とB会場(左岸)どっちがおすすめ?見え方の違いは?
長岡花火は、打ち上げ場所が信濃川のほぼ中央にありますが、A会場(右岸)とB会場(左岸)では花火の見え方が結構変わってきます。
A会場から見るフェニックスは、正面から右手側(大手大橋側)に向かって広がる様子、つまりその壮大な全景を見ることができます。
ネットでよく見るフェニックスの写真や動画の多くは、この右岸側から撮影されたものなんですよ。
一方、B会場から見るフェニックスは、花火との距離が近いぶん間近に感じられますが、川のカーブの関係などで花火が重なって見えてしまい、全景を捉えにくいという側面もあります。
「ワールドワイドビッグスクリーン」と称されるフェニックスの全体像を堪能したいなら、A会場がおすすめです。
スターマインやベスビアスなどは、B会場からだと目の前で打ち上がるような迫力を感じやすいと言われます。
特にB会場のスターマインブロックエリアは、ミュージックスターマインなどを大迫力で観覧できる場所ですね。
そして、長岡花火のもう一つの主役、正三尺玉。
これはA会場の三尺玉ブロック指定席が打ち上げ場所に近く、最高に迫力があります。
B会場からだと、正三尺玉はやや右寄りに見えます。
どちらの会場を選ぶかは、どの花火を最も重視するかで決めるのも一つの方法です。
ただ、席選び以上に、いやもしかしたら最も重要と言えるかもしれないのが、会場と帰りの交通手段を合わせるということです。
長岡駅から電車で帰る予定ならA会場(右岸)、車で来て長岡インター方面に帰るならB会場(左岸)を選ぶのが鉄則なんです。
花火が終わると、何十万人もの人が一斉に動き出します。
観覧場所と帰る方向が逆だと、橋を渡るのにものすごい時間がかかってしまい、まさに「失敗フラグ」が立ってしまいます。
大手大橋は花火終了後通行止めになりますし、長生橋も歩行者や車で大混雑します。
楽しい思い出を締めくくりに、帰り道で大変な思いをしないためにも、交通手段と会場選びは必ずセットで考えてくださいね。
長岡花火の見どころ
長岡花火は、ただ規模が大きいだけの花火大会ではないんです。
そこには、深い歴史と平和への強い願いが込められています。
長岡まつりは、1945年8月1日の長岡空襲からの復興を願って始まった「戦災復興祭」が前身なんです。
だからこそ、毎年8月2日と3日に開催される長岡花火には、空襲で亡くなった方々への慰霊や、復興に尽力した人々への感謝、そして平和への祈りが込められているんですね。
ただただ美しいだけでなく、花火に込められたストーリーを知ると、また違った感動が生まれますよ。
見どころの花火はたくさんありますが、外せないのはやはり復興祈願花火フェニックス。
新潟県中越地震からの復興と感謝のシンボルとして始まりました。
平原綾香さんの「Jupiter」に合わせて打ち上げられる超ワイドな花火は、初めて見た時にあまりの美しさと迫力に、思わず涙が溢れたのを覚えています。
空一面に広がる光のシャワーは、まさに「不死鳥」が舞い上がるようです。
そして、長岡花火のもう一つの代名詞、正三尺玉。
直径約90cm、開花した時の大きさはなんと直径約650mにもなるという、まさに空いっぱいに広がる大輪の花火です。
その衝撃音と体の奥まで響く振動は、ぜひ一度体感してほしいですね。
他にも、NHK大河ドラマ「天地人」や映画「この空の花」、そして合併10周年を記念して作られた「故郷はひとつ」といった楽曲に合わせて打ち上げられるミュージックスターマインも見どころです。
曲の世界観と花火が見事にシンクロして、感動的な光景が繰り広げられます。
花火大会のフィナーレには、観客が持つ光るもので打ち上げ場所の花火師に応えるエール交換という、長岡花火ならではの素敵な演出もあります。
花火師さんと観客の心が通じ合う瞬間、温かい気持ちになりますよ。
プログラムによって8月2日と3日で打ち上げられる花火が少し違うので、お目当ての花火がある場合は事前にプログラムを確認してくださいね。
長岡花火の歴史
長岡花火の歴史はとても古く、その始まりは明治時代にまで遡ります。
意外なことに、最初の花火大会は、遊郭の関係者たちが町のお祭りで打ち上げた花火だったと言われています。
約30年間、長岡遊郭の芸娼妓たちがスポンサーとなって花火を支え、発展させてきたんですね。
明治の終わり頃には、長岡市全体の行事として引き継がれていきました。
大正時代には技術が大きく進歩して、今のような色鮮やかな花火や、正三尺玉が登場しました。
そして昭和、戦争による中断を経て、長岡空襲の翌年から復興祭として再開されます。
この頃から、慰霊と復興のシンボルとしての意味合いが強くなっていきました。
8月1日に打ち上げられる3発の白い花火、「白菊」は、長岡空襲の犠牲者への慰霊の思いが込められた花火です。
これは、かつてシベリアに抑留された花火師の方が、戦友を弔うために作った花火が元になっています。
白菊の名称を巡って、主催者側と花火を制作する方との間で一時的な行き違いがあった時期もありましたが、今は再びその名前で打ち上げられています。
花火一つにも、様々な人の想いやドラマが詰まっているんですね。
平成になると、中越地震からの復興を願うフェニックス花火が登場し、長岡花火を代表する存在となりました。
エンターテイメント性も高まり、全国的にもさらに注目される大会になっていきます。
ただ、近年は主催者が長岡花火財団になってから、チケット販売の方法や全席有料化などを巡って、昔からの花火ファンや市民から様々な声があがっているのも事実です。
伝統を重んじる気持ちと、時代に合わせて変化していくこと。
長岡花火もその間で揺れ動いているのかもしれません。
ですが、どんな時代も、長岡花火には平和への願いと、逆境から立ち上がる復興のエネルギーが込められています。
この歴史と想いを知ると、花火がもっと深く心に響くと思いますよ。
おわりに
長岡花火の有料席について、様々な角度から解説してみました。
たくさんの席種があって、見え方や特徴、そして選び方も人それぞれです。
どの席でも素晴らしい体験ができることは間違いありませんが、今回お伝えした情報が、あなたが長岡花火を最高に楽しむためのヒントになれば嬉しいです。
席選びも、長岡花火を楽しむイベントの一つと思って、ぜひワクワクしながら検討してみてくださいね。
もし分からないことがあれば、またいつでも聞いてください。
それでは、長岡の夜空を彩る美しい花火を、心ゆくまで楽しんできてくださいね。