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無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)9話の感想・考察

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)9話の感想・考察 アニメ
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アニメ「無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが」第9話レビュー! 努力の英雄、魔法都市を爆速攻略中!

こんにちは、ろみをです。buzztrackerblog.comへようこそ!

秋アニメの中でも、その突き抜けた「努力と才能不要論」で毎週大きな話題を呼んでいるアニメ「無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが」ですが、第9話もまた規格外の面白さでしたね。

今回は、魔法学院編の猛スピードな攻略、そして思わず笑ってしまうほどシュールな飛行レースについて、熱量高く語り尽くしていきたいと思います。

物語の核心に迫る展開が続いていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)|9話までの振り返り

■前回8話までの軌跡:剣の頂点から魔法の道へ

主人公アレルが生まれながらに《無職》の烙印を押されたのは、もう遠い昔のようです。

《剣姫》の母と《魔導王》の父という伝説級の両親のもと、彼はひたすらな努力で「スキルなんていらない」ことを証明してきました。

剣の都市ブレスギアでの活躍を振り返ると、母ファラがかつて所属したギルド「ドラゴンファング」に加入した後、リリアのツンデレな勧誘や、陰謀を企むライバルギルドを圧倒的な力でねじ伏せ、「剣神杯」トーナメントで頂点を極めるという快挙を達成しました。

剣士としての目標を達成したアレルが次に向かったのは、魔法の聖地アルスベル。

そこで彼は、幼馴染のカイト、クーファ、コレットといった魔法使いの卵たちと再会します。

驚くべきことに、アレルはアルスベルの赤・青・緑・黄・白・黒の全6学院に掛け持ちで入学するという、まさに「学園RTA(リアルタイムアタック)」のような行動に出ましたね。

前回第8話では、赤の学院で術式短縮の天才ぶりを見せつけ、続く青の学院の進級試験では、先生を相手に圧倒的な魔法の物量を叩き込み、有無を言わさず進級を勝ち取りました。

この尋常ではないペースが、この物語の最大の魅力であり、第9話もその勢いは衰えませんでした。

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)|9話のストーリー考察

■第9話のストーリー:青と緑の学院RTA完了!

第9話は、青の学院の試験の続きから、残る学院の攻略へと話が進みました。

まず、青の学院の先生との模擬戦は、アレルが初級魔法であるアイスエッジを信じられないほどの物量で連発し、先生を氷の壁の中に閉じ込めてしまうという、初級魔法の概念を覆す戦いでした。

先生は「強敵だったな」と、皮肉を交えながらも、アレルの実力に脱帽し、そのまま進級を許可します。

そして、物語はすぐに次の学院、緑の学院の進級試験へと移ります。

緑の学院の試験は、箒に乗らないタイプの「飛行レース」でした。

ここでは、大気や天候に関する緑魔法が試されるはずなのですが、レースの途中で参加者たちが減速できずにコースアウトするなど、かなり荒っぽい競技のようです。

アレルも飛行魔法を使いますが、他の選手に比べると若干遅れをとります。

ここで彼が披露したのが、まさかの奥の手。

彼は、魔法で作り出した空気の塊を足場にするように、空中を文字通り「蹴って」加速し始めたのです。

さらには、カーブで曲がりきれないと見るや、空中に向かってパンチを繰り出し、その反動で急旋回するという、ゴリゴリの力技を披露しました。

これは、彼が剣の都市で培った剣士の最上級職クラスの脚力と腕力によるもので、魔法競技なのに、物理的な身体能力で勝利を掴み取ってしまうという、あまりにも彼らしい結末でした。

この勝利により、緑の学院の進級も学院長から即座に了承され、アレルは魔法学院の攻略スピードをさらに加速させることになりました。

また、飛行レースでは、緑の学院の生徒の一人が一年生ながら3位に食い込むという健闘も見せ、アレルに再戦を誓うという熱い場面もありました。

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)|9話の感想

■9話の感想:フィジカルで空を制するシュールな爽快感

今回の第9話は、「無職の英雄」の魅力が凝縮された回だったと、私は強く感じています。

青の学院の先生を相手にした模擬戦での、初級魔法の連発は、量こそ力という「なろう系」の王道でありながら、アレルの努力の積み重ねがその物量を可能にしているという、説得力に満ちていました。

特に、先生がアイスエッジの物量に「持ってくれよ…!」と耐える姿は、視聴者側の驚きを代弁しているようで面白かったですね。

そして何と言ってもハイライトは飛行レースです。

箒にも乗らず、マントもない状態で、生身の人間が空を飛ぶ姿は「絵面がシュール」というコメントが多く見られましたが、まさにその通りだと思います。

空気の塊を蹴って加速する「空中を走る」という力技、そしてパンチで方向転換するという荒業は、彼の持つ剣士としてのフィジカルが、魔法の分野でも通用してしまうという「無職の万能性」を際立たせていました。

魔法を使う者たちが「スキル」に頼りがちな中で、アレルは「技術と工夫とゴリ押しのフィジカル」で全てを解決してしまうのですから、見ていて非常に爽快です。

彼の行動は一見無茶苦茶に見えますが、その根底にあるのは「努力でスキルを凌駕する」という揺るがない信念。

無自覚に先生方を煽りまくるアレルのクールな態度も相まって、一切のストレスを感じさせない展開のテンポの良さは、最高の癒やしアニメの一つとして成立していると私は思っています。

ただ、故郷で花嫁修行中のライナの出番が少なかったことと、ブレスギアに残してきたリリアの出番がCM以外ではほとんどなかったのは、少し寂しかったですね。

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)|次回10話の考察・予想

■次回10話の考察・予想:「悪魔の契約」が意味するもの

次週への期待は高まるばかりですが、第10話のサブタイトルは「悪魔の契約」と、少しシリアスな響きを持っていますね。

公開されたあらすじによると、アレルは黄の学院研究発表会に、教師ログウェルの助手として参加するようです。

黄魔法は、土や金属、そして召喚に関する魔法を担当している学院です。

ここで「悪魔の契約」というタイトルが出てくるわけですが、これは第7話でアレルが倒し、使い魔にした悪魔マティの存在と深く関わってくるのではないでしょうか。

マティは黒の学院の図書室に封印されていた魔界の侯爵でしたが、アレルに一方的に打ち負かされ、呪縛魔法で使い魔にされています。

黄の学院の研究発表会で、アレルがこの悪魔マティや、あるいは別の使い魔であるスライムのプルルを披露し、ログウェル先生や観客を驚かせる展開が予想されます。

特に黄魔法が召喚を扱うなら、アレルの調教師スキルの片鱗が見えるかもしれません。

ログウェル先生は自信満々とのことですが、アレルの披露する規格外の「研究成果」を前に、先生がどう反応するのか、そして黄の学院の進級がどのような形で決着するのかが、次回の一番の注目ポイントです。

おそらく、剣編と魔法編の集大成として、マティの力を借りながら、調教師としての実力をもサクッと証明してしまう、アレルらしい展開になることでしょう。

まとめ

アニメ「無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが」第9話は、青と緑の学院の試験を「物理」と「物量」という力技で突破するという、最高に爽快なエピソードでした。

改めて、「無職」であることが、特定のスキルに縛られず、全ての分野の頂点に立てる「万能性」の証明になっているのだと感じさせてくれます。

次回第10話「悪魔の契約」では、舞台を黄の学院に移し、アレルの異色の研究成果と、使い魔との関係性が描かれる予感です。

この猛スピードな学園RTAがどこまで続くのか、そして次の学院でアレルがどんな非常識な方法で周囲を驚かせてくれるのか、来週も目が離せませんね!

努力の英雄アレルが、次なる「英雄」への道筋をどう切り開いていくのか、一緒に見届けましょう!

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