PR

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)8話の感想・考察

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)8話の感想・考察 アニメ
記事内に広告が含まれています。

みなさん、こんにちは!
ろみをです。

今日も「無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが」の最新話、第8話「魔法学院」について、熱く語っていきたいと思います。
主人公アレルくんの規格外な努力と強さに、毎週のように度肝を抜かれていますよね。

今回の魔法学院編は、剣の都市での戦いとはまた違った、頭脳戦とドタバタが繰り広げられて、本当に面白かったですよ!

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)|+++までの振り返り

■前回7話までの熱すぎる振り返り

さて、8話の話に入る前に、まずはアレルくんがどういう道を歩んできたのか、ざっくりとおさらいしておきましょうね。
この世界では、10歳で女神から授かる「職業」と「スキル」が全てを決める絶対的な価値を持っています。

でも、伝説の英雄である父(魔導神レオン)と母(剣神ファラ)の間に生まれたサラブレッド、アレルくんが授かったのは、まさかの「無職」という不名誉な烙印でした。
しかし、彼は微塵も悲観しません。

「努力こそが全てだ」と信じ、スキルを自力で再現するための常軌を逸した修行を重ねていきます。
15歳になり、故郷を旅立ったアレルくんは、まず剣の聖地ブレスギアへ向かいました。

そこで、母ファラがかつて所属していたギルド「ドラゴンファング」に加入し、A級剣士たちを瞬殺する圧倒的な実力を見せつけます。
剣士系のスキルを努力で極めた彼は、ギルド対抗戦や剣神杯で次々と頂点に立ち、鬼神デゥルゲルダまでも撃破しましたよね。

幼馴染でヒロインのライナさんとは、剣士として切磋琢磨しつつ、着々と絆を深めていきました。
そして前回の第7話で、アレルくんは次の目標である「魔法の習得」のため、魔法都市アルスベルへと舞台を移しました。

アルスベルには、赤、青、黄、緑、白、黒の6種類の魔法を教える学院があるのですが、アレルくん、なんとその全てに同時入学するというぶっ飛んだ行動に出ました。
そこで、幼馴染のカイトくん、クーファちゃん、コレットちゃんたちと再会し、魔法使いとしての新たな成り上がりをスタートさせたところまでが、前回までのお話でしたね。

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)|8話のストーリー

■第8話「魔法学院」のストーリー解説

今回の第8話は、アレルくんの魔法学院でのドタバタ生活がメインでした。
まず驚くのは、彼が6つの学院の学生証をポイントカードのように持ち歩いていることですよ。

しかも、学院同士で生徒の情報が共有されていないという設定が、アレルくんの無茶を可能にしているんですね。
多くの講義は時間が重複していますが、なんと出席点はたった2割!

試験で高得点を取れば問題ないという、まるで日本のヤバい大学生みたいなムーブをかましています。
アレルくんは、カイトくんたち幼馴染の協力を得て、授業に出ていない学院のノートを見せてもらい、知識の習得を効率化しています。

特に黒の学院は授業自体がなく、全て自習というカオスっぷり。
知識を学ぶため、アレルくんはカイトくんと一緒に赤の学院の講義に出席しますが、ここで彼の規格外な頭脳が炸裂します。

彼は、魔法を使う上での基礎となる「術式」の理解が、魔力の効率的な放出につながることを再認識するんですね。
なんでも、彼の父である魔導神レオンさんは、毎日パズルのように術式を組み替えていたそうで、アレルくんもその才能を受け継いでいるんです。

さらに、講義中に先生の板書ミスを指摘し、その場で術式を短くする方法(データ圧縮みたいな感じ!)を実演して見せ、先生を唸らせるという離れ業をやってのけました。

次に緑の学院では、飛行魔法の実技授業に参加します。

アレルくんは高所恐怖症の父からこの魔法を教わったことがなかったため、これが初挑戦でした。
彼は足元にトルネードの術式を組んで自分自身を吹き飛ばすという豪快な方法で浮遊しますが、勢い余って地面に叩きつけられてしまいます。

そこに現れた緑髪の少年が飛行魔法の手本を見せつけ、2か月後のレースで勝負を挑むという、新たなライバル展開が始まりました。
そして夜には、学校に幽霊が出るという噂を聞いて怖がるカイトくんたちが、校舎内で不審な影を発見するのですが、その正体は、なんと飛行魔法を訓練しながら眠っているアレルくん。

極限の努力家すぎて、訓練を睡眠と同時進行している姿は、もはや人外ですよね。
エピソードのハイライトは、アレルくんがセカンドグレードに上がるための進級試験に挑む場面です。

ロイスという生徒も挑戦しますが、魔物のミノタウロスの接近を許さずに魔法で倒すという条件に、ロイスは怖気づいて失敗します。
しかし、アレルくんの番になった時、試験用のはずのミノタウロスに、誤って上位種が混ざってしまうというお約束のトラブルが発生しました。

それでもアレルくんは動じず、正面からの攻撃を避けて背後からの追尾攻撃で動きを止め、最後にイラプションで魔物を消し炭にし、圧勝しました。
赤の学院の先生は、無職でありながらあり得ない実力を見せたアレルくんに対し、即座にセカンドグレードへの進級を許可します。

もちろんアレルくんは、全ての学院でこの進級試験を受けるつもりだと、満面のドヤ顔で言い放つのでした。

無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが(アニメ)|8話の感想

■ろみをの熱血!第8話の感想

ああ、もう本当に、今回のエピソードも「無職の英雄」らしさが凝縮されていて、見ていてめちゃくちゃ気持ち良かったですね!
ストーリーの展開が本当にサクサク進むので、ストレスを一切感じさせません。

これが「ストレスゼロで楽しめる」努力ファンタジーの真骨頂だと、私は思います。

特に私が熱くなったのは、アレルくんの「努力の方向性」が視覚的に伝わってきたところです。
剣術の強さも凄かったですが、魔法は「魔法文字」や「術式」という具体的なプログラミング言語のような基盤の上に成り立っていることが強調されています。

クラス持ちの魔法使いたちが、スキルという自動生成コードを使って魔法を使う「ずるっ子」だとしたら、アレルくんは一人、その裏側の「アセンブリ言語」から全てを理解し、最適化しようとする真のプログラマーみたいに見えました。
先生のミスを指摘したり、術式を短縮したりするシーンは、地味だけど、まさに努力の結晶が才能を凌駕する瞬間で、ゾクゾクしましたね。

そして、アレルくんの「訓練しながら寝ている」というセリフを聞いた時は、さすがに笑いと尊敬が同時に込み上げてきましたよ。
いや、休めてないでしょ!ってツッコミたくなりますが、これが彼が英雄となる所以なんでしょうね。

彼の規格外の行動のせいで、周りのカイトくんやクーファちゃんたちが「常識人枠」として的確にツッコミを入れてくれるおかげで、話のテンポが崩れないのも素晴らしいです。
カイトくんがアレルくんを「師匠」と呼び慕い、自主練を始めようと決意するシーンは、アレルくんの存在が周りの人間に良い影響を与えている証拠で、胸が熱くなります。

個人的に今回のMVPを挙げるとすれば、赤の学院のバッカス先生です!
生徒に間違いを指摘されても怒らず、むしろアレルの実力を即座に認めて進級させるという、教師としての器が大きすぎる。

紋切り型の「才能ある若者を妬む無能な教師」が出てこなかったことが、この爽快感を一層高めていると感じましたね。

ただ、ちょっと期待していたのは、剣の都市で活躍したリリアさんやライナさんの話題がほとんど出なかったことです。
特にリリアさんは、アレルくんがギルドを辞めてからどうしているのか心配ですが、まあ、彼女のことですから、アレルくんを追って魔法都市に現れるんじゃないかと期待しています(笑)。

この圧倒的な「主人公TUEEE」展開が、一部では「マンネリ」と感じる声もあるようですが、私はこの優等生すぎるほどの王道展開こそが、この作品の魅力だと感じています。


次話の飛行魔法レースでは、アレルくんがどうやって「努力の限界」を突破していくのか、今から楽しみで仕方ありません!

まとめ

■無職の英雄が最強のプログラマーとして突き進む!

アニメ「無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが」第8話は、剣の鍛錬で頂点に立ったアレルくんが、今度は魔法という新たな分野を圧倒的な努力と頭脳で「攻略」していく様が描かれました。
6つの学院に同時入学し、講義をサボりつつも、術式という魔法の基礎を深く掘り下げていくアレルくんの姿勢は、まさに「スキルなんて要らない、努力がチートだ」というテーマを体現しています。

今回の魔法学院編で、彼は多くの普通の魔法使いが知らない「魔法の仕組み」を理解したことで、今後さらに規格外な強さを発揮していくことでしょう。
剣の道を極めた英雄が、魔法の頂点も目指し始めるこの展開、物語は終盤に向けてさらに加速していきます。

特に次週は、緑の学院での飛行レースです。
アレルくんがどうやって、この「2ヶ月」という期間で、半年かかるはずの魔法をマスターし、ライバルを打ち負かすのか。

その努力のプロセスを、私たちも見届けましょう!
彼の歩みは、まるで、世界という広大なシステムの全てを理解し、自らの意志でルールを書き換えていく、最強のシステムエンジニアを見ているようですね。

それでは、また次回の考察でお会いしましょう!

タイトルとURLをコピーしました